山のポーズ《ターダアサナ》

「これ、ヨガのポーズなんですか?」

つい口に出してしまった、あなたに向けて書きますよ😆

マットの上や壁の前で、ただ立っているだけと思ったらとても残念です。

意識を向けることで、立派なアーサナになります。

アイアンガー先生の「ハタヨガの真髄」の中では、アーサナの一番最初に出てくる基本中の基本のポーズです。

ターダアサナ(サマスティティ) 

ターダとは「山」、サマとは「直立」「まっすぐ」「不動」を意味する。スティティとは「不動の姿勢」「堅固」を意味する。したがって、ターダアサナは、しっかりと山のように立つポーズである。これが立ちポーズの基本となる。

ーB・K・S・アイアンガー「ハタヨガの真髄」より抜粋ー

 

足の幅、意識するポイントなど、流派やスクール、指導者のその時の目的によって多少違ったりします。クラスの先生のガイドに従って、正しい立ち方ををしているカラダの細部まで意識を向けて観察してみてくださいね。

山のポーズは立位の基本のポーズ。山のポーズをないがしろにして、他のポーズを安全で快適に正しくとれるとは考えにくいのではないでしょうか?

正姿勢を保持することができたら、良くない姿勢によっておこる肩こり、腰痛などの改善も期待できます。と言っても「〇〇筋を使う」と一部の筋肉を意識するより、足裏に意識を向けて、伸びやかに真っ直ぐ立ち、呼吸を味わうのが私は好きです。

山のポーズの最後に、側にいた先生から肩を押されてグラついた経験…

私にはあります。

山になりきれてなかったのバレちゃったー😅

 

 

 

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